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エコ・ナプキンとの出会い

私が布ナプキンを本気で使ってみようと思ったのは、毎月訪れる生理の不快や生理痛から少しでも開放されたい思いからでした。

以前より、布ナプキンの存在や、体にも地球にも良いということは知っていました。

でも、なんだか面倒くさそう、使い方がよくわからない、オーガニックなどの布ナプは値段が高い、どれが良いのかわからない、などの理由から敬遠していました。
しかし、紙ナプキンの不快(お尻が痛くなる、内部の子宮の痛み)や、年々増す生理痛、腰痛が深刻になってきました。

そこで、多くの友人にアドバイスをもらい、「オーガニックの布ナプキンが凄く気持ち良いけど、布に変えるだけでも違う」と聞きました。

しかしオーガニックの布ナプキンは高価ですし、どれが自分にあっているのかもわからなかったので、まず初めは家にあるオーガニックのタオルを羽根つき紙ナプキンの形に裁断しロックをかけたものを使ってみました。

なぜかというと紙ナプキンを使い慣れていたので、どうしても羽根つきでないと不安だったからです。

それを使ってみて本当に驚きました。

あんなに憂鬱だった生理の日を凄く快適に過ごすことができたからです。

生理痛、紙のスレによるお尻の痛み、内部の子宮の痛み、腰痛が一切なくなりました。

それをきっかけに布ナプキンの魅力にとりつかれ、友人や本・インターネットなどで情報収集したり、いろんな会社のオーガニックの布ナプキンを購入して試してみました。

その時、友人に勧められて読んだ本「ひろがれ ひろがれ エコ・ナプキン:角張光子著」と出会い衝撃を受けました。

布ナプキンの良さは体感して、すごくよくわかっているつもりですが、何か腑に落ちない、自分の中にストンと入ってこない様々な疑問や不安に悩まされていたからです。

でも、この本を読んですべてがすっきりし、気持ちが晴れ渡りました。

私が求めていたものはこれだ!と思い、すぐに完成形を試しました。

その何と気持ちのいいこと。

市販のオーガニックの布ナプキンはなんか硬くて、値段が高くて、紙ナプキンよりはいいんだけど・・・?というのが常に私の脳裏にはあったのです。

生地のふわふわの肌触りの良さに加え、薬効のある草木染めをすることにより、何とも言えない色の美しさ、からだへの優しさ、いたわりを感じエコ・ナプキンが手放せなくなりました。

そのうち生地を注文し、自分で縫うようになり、4歳の息子と主人家族3人で角張光子さんの草木染めのワークショップに参加して染めの手ほどきを受けたり、講座を聞きに行ったりとどんどんのめり込んでいきました。

もうすべてが、楽しくてしょうがないのです。あんなに苦痛だった生理の日が今では待ちどうしく、快適に過ごせるのですから。

自分の体の調子もすごくよくわかるようになり、いつの間にか嬉しくてたくさんの友人に話していました。

今では、自宅で5人位で月一回位草木染めのワークショップを開き、小さい子供連れの友人達と楽しく過ごしています。

エコ・ナプキンを通して本当にたくさんの嬉しい体験や出会いをさせていただいています。

本当にありがたいことです。

私にはまだ幼稚園の小さい息子がいますので、ゆっくりと楽しく普及活動をこれからも続けていくつもりです。

昔の自分のように生理痛や生理の日の不快に悩んでいる人、これから生理を迎える子供達にぜひ「こんなものもあるよ、もっと生理を楽しめるよ」ということを伝えて行きたいです。

エコ・ナプキンとの出会いにより、皆様にもたくさんのささやかな幸せが訪れることを願っています。

(iyuiya:いまい やすこ)