生理用紙ナプキンの歴史 前編

エコ・ナプキン玉ねぎバージョン
アンネナプキンの登場。
今では、アジアでも欧米でも、世界中のほとんどの女性が
市販の使い捨てナプキンを使っています。
でも、40年位前までは、脱脂綿にちり紙(落とし紙)を巻いたり、
使い古しの布を縫って使用していました。
そうして、自分の家で燃えるごみと一緒に燃やしていたのです。
それが、本当にあっと言う間に大勢の女性が、お得で便利で手軽な
市販の生理用品(ナプキン、タンポン)を手にするようになってしまいました。
そもそも日本で市販のナプキンが登場したのは、1961年(昭和36年)11月。
アンネ社(坂井泰子社長)が、「アンネナプキン」と言う名前で、
「40年間お待たせしました!」という堂々のキャッチコピーとともに
登場しました。
それから急激な「品質改良」を重ねて、現在の日本の使い捨てナプキンは、
種類も多く、薄くて、吸収力も良く、世界一の品質と言われている程です。
そんなナプキンの性能ばかりが宣伝されて、皮膚との関係や人体や環境への
影響等は、ほとんど取り上げられることなく、今では、24時間コンビニエンス・ストア
でも買える本当にお手軽な生理処理商品となっています。
(ひろがれひろがれエコナプキン著角張光子より)

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