エコ・ナプキンにするとムレ・かゆみ・かぶれない理由その2

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前回、なぜ、エコ・ナプキン(布ナプキン)にすると、

ムレ・かゆみ・かぶれが緩和されるのでしょう

について書きました。

今回は、そのテーマをもう少し、掘り下げてみました。

紙ナプキンのビニール加工がムレの原因だった!

紙ナプキンがムレやすい原因の1つとして、

漏れを防止するためのビニールが原因だと考えられています。

ビニールを貼ることで水漏れをバッチリ防ぐ変わりに、

通気性が悪くなり、ムレやすくなります。

夏も冬も水を通さないビニールでできた雨ガッパを

着ている状態を想像してみてください。

想像するだけで暑いし、ムレて不快な感じがします。

それが紙ナプキンを付けることで起きているのです。

なので、紙ナプキンは雨がっぱを着た状態だとも言えるかもしれません。

紙ナプキンの肌面素材は換気扇フィルターと同じ素材!?

紙ナプキンの肌に触れる素材は「不織布」で作られています。

「不織布」とは、すごく私たちの生活に身近な素材です。

キッチンの換気扇フィルター、

洋服カバーなどに使われています。

不織布の製造方法は、

繊維を織らずに熱を使って化学物質で繊維を接着するというもの。

長所・・・大きさを自由に変えたり、大量生産できることが挙げられます。

欠点・・・生理用品として使用するには肌触りが悪く、

化学物質を使用しているので体に良くないことが挙げられます。

この製造工程や素材により、

不織布で作られた紙ナプキンは、

動いてこすれるとヒリヒリ痛くなったり、

かゆくなったりしやすいのです。

化学物質が肌に合わずに荒れてしまう方も多いそうです。

私も3日目にはひりひり痛くて、辛かったです。

そのうち内部の方も鈍い痛みを感じ、怖くなりました。

エコ・ナプキンの素材は天然素材の綿100%

エコ・ナプキンの素材は、

普段みなさんが着ている「下着や洋服と同じコットン素材」です。

しかも、エコ・ナプキン(布ナプキン)用に

角張光子さんと暮らしを耕す会さんが共同開発した

天然素材 綿100%の「無漂白のネル生地」です。

化学処理も一切行っておりません。

2008年3月20日から

糸の(化学)合成糊と、工業用洗剤による清浄処理も回避しました。

そのため、縦糸はより細い2本の糸で縒りをかけたものに変更し、

綿布の黄ばみや臭いを防ぐための脱脂目的で、

 高温の熱処理をおこなっております。

角張光子さんと暮らしを耕す会さんが

本当に心を尽くし、ふわふわの安全な

エコ・ナプキンのために作られた

無漂白のネル生地が完成したのです。

エコ・ナプキンのために開発されたのですが、

この無漂白のネル生地の用途は多岐にわたっています。

布おむつやマフラー、コーヒーのネルドリップ、下着など

自分の身近なものをどんどん手作りするのにも

もちろん、オススメです。

これからの季節、花粉症などの

マスクなどを手作りされている方もいます。

それぞれのアイデアでどんどん手作りしてみるのも楽しいですね。

話がそれましたが、

なので、かゆみやムレ、かぶれなどに悩まされなくなるのです。

無漂白のネル生地で手作りしたエコ・ナプキンは

本当に気持ちがいいです。

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