経血とは、
受精卵を受け止めるために柔らかくなっていた、
子宮内膜がはがれ、
血液がまざった状態で排出されるものです。
子宮内膜は、
血液が固まらないようにする働きをもっていますが、
血の量が多すぎると、処理しきれないこともあるようです。
そのとき、 ゼリーのような、
ドロッとした血のかたまりが出てくることがあります。
月経血量は個人差が強いですが、
全体として50~250gとされています。
普通は100g内外であると言われ、
このうち真の血液量は66ml(範囲18~135ml)
という外国人での報告があります。
日本の女子では53.3g(範囲9.6~142g)、
あるいは81±49gと報告されています。