月経不順や無月経が続くときは、
ホルモン分泌の調子が悪くなっている可能性が高いです。
そして、女性ホルモンが乱れると起りやすいのが、
月経不順や無月経です。
女性ホルモンって?
よく「ホルモンバランスが乱れている」といいますが、
これは女性ホルモンが順調に分泌されていない状態を指します。
ただし、視床下部、脳下垂体、卵巣という
ホルモン分泌にかかわる器官のうち、
どこの働きがうまくいってないのかは
実際に調べてみないとわかりません。
各器官のホルモンの分泌状態は、
血液検査で血中に含まれるホルモン量を測ればわかります。
その結果、どのホルモンがどのくらい減っているか、
あるいは増えているかをみれば、
どこの器官がトラブルを起こしているのかがわかるのです。
ホルモンバランスが乱れると、カラダ中に影響が!
ホルモンがスムーズに分泌されないと、
自律神経のバランスが乱れて、
カラダ中に影響が出ることがあります。
たとえば、卵巣の働きが落ちてきて
女性ホルモンの分泌量が減ると、
視床下部は昼も夜もフル回転してホルモンを分泌させようとします。
そうなるとカラダはパニック状態になり、
自律神経まで乱れてきて、
頭痛やめまい、のぼせや冷え、イライラなどのトラブルもおきます。
これは間脳にある視床下部が、
自律神経の中枢もかねているからです。
規則正しい生活が大切!
大脳がストレスを感じると、
ホルモン分泌が乱れてカラダの調子も悪くなります。
好きな音楽を聞くなど心地よい刺激を受けていると、
ホルモン状態が整って、カラダも元気になります。
これは医学的にもちゃんと証明されていることです。
規則正しく、ストレスをためない生活を心がける事が大切なんですね。