生理の「ニオイ」が気になって、
生理中はあまり人に近づきたくない。
という女性の方が多いそうです。
約9割の女性が気にする生理のニオイ。
もともと、生理の血は無臭なのに、
なぜニオイが発生してしまうのでしょうか?
そのことについて、調べてみました!
生理の血がニオイを発生する原因とは?
1、生理の血が酸化することでニオイが発生
生理の血(経血)は、血液のように見えますが、
通常の場合、血液は全体の10%程度なんです。
残りの90%は膣や子宮からの分泌物、酵素、子宮内膜、粘液などです。
生理の血は、排出されたばかりは無臭です。
しかし、排出されて空気に触れた瞬間から酸化が始まり、
細菌の繁殖と同時にニオイを発生するようになるのです。
2、ムレて雑菌が繁殖することでニオイが発生
時間が経てば経つほどニオイが強くなります。
ニオイの原因は「ムレによる雑菌の繁殖」なんです。
最近では、吸収量が多く、長時間着けてても大丈夫!
とうたっている生理用紙ナプキンが多いですね。
安心して長時間ナプキンを使い続けてしまう。
これがムレて雑菌が繁殖することでニオイが発生につながるんです!
思いあたる節がありませんか?
できる限りこまめにナプキンを交換して、
ムレによる雑菌の繁殖を食い止めましょう。
3、紙ナプキンの石油原料&高分子吸収剤と経血による化学変化によって発生
ほとんどの紙ナプキンは、
ナプキンの原料に石油原料と高分子吸収剤を使用しています。
この2つの化学物質が経血(生理の血)に触れることでニオイが発生します。
こまめに交換してもニオイが緩和されない方は、
ナプキンを見直しましょう。
エコ・ナプキンを使うとニオイがなくなるのはなぜ?
1、エコ・ナプキンは通気性が良い
エコ・ナプキンは、無漂白のネル生地で作っています。
無漂白のネル生地は、角張光子さんと畑を耕す会さんが
共同で企画製造している、布ナプキン専用の生地です。
綿100%です。
オーガニックの認証は取っていませんが、
生地の安全性はしらべていて、オーガニックコットンと
同等の安全性が確認されています。
(角張光子著:ひろがれひろがれエコ・ナプキンを参省)
無漂白のネル生地は、起毛がふかふかで長く、
あてるとほっこりとあたたかいのです。
しかもデザインもシンプルで、素材そのものの吸湿性や
速乾性を活かして作られています。
そこへ薬効の草木染めを施しています。
こまめに交換するだけで、
通気性がよく、ムレにくい快適な状態が続きます。
2、エコ・ナプキンは石油原料も高分子吸収剤も使っていません
布を重ねることで吸収力・吸収量を高めています。
紙ナプキンのように、
化学物質による化学反応でニオイを発生することがありません。
化学物質や高分子吸収剤を使用していないので、
体にもやさしいのが特徴です。
エコ・ナプキンは、シンプルな一枚のハンカチタイプ。
中央部に当て布として2枚重ねしているのみです。
経血も落ちやすく、干していても抵抗がありません。
いつも、清潔に使うことができるのもかなりのメリットですね。